ココビーフォトオフィス製ポストカード・マグネット・クリアファイルの材質について解説。略号は各製品の材質欄に記述してある記号です。各材質の長所・短所をご理解の上、ご購入・ご使用いただけると幸いです。

大量生産に向いた方式。退色もなく色は安定している。当社製ポストカードの主流品。高級感を出す目的でコーティング加工を施したタイプがC180PP

C180よりも紙厚を上げた高級仕様品。C180の1.5倍量ロットで生産すると1枚あたりがC180と同等のコストにできるため大量発注可能な商品は極力このタイプを採用。C220PAは印刷所が異なります。

IJ15Len60よりも立体効果に優れたレンズ。高価ながら裁断の工夫によりコスト低減が可能となったため小ロット生産の全3D&チェンジングカードはこちらに移行。

印刷面を高精細オフセット印刷としたタイプ。立体効果、チェンジング効果ともに抜群。チェンジングポストカード、3Dポストカード、3Dマグネットのうち大量ロット生産分がこの方式。近年はコスト低減のため紙厚を下げたC90Len67へ移行中。3D名刺はレンズの目がより細かいC135Len75かC90Len75(詳細は省略)を採用している。

IJ22PPやIJ28PPの反りが発生する弱点を克服すべく、芯材にケント紙を使用したこの方式を開発。3層構造のため製造に時間はかかるものの低コスト・高品質・製造時エラー率の低さなどが優れている。小ロット生産品の主流製法となっている。

小ロット印刷主流のIJ22PPやIJ28PPは黒の発色がやや劣るため、夜景など黒主体の商品はレーザー印画紙出力のこの方式を採用。

小ロットで生産でき色も鮮やかなのが長所。一方、退色が顕著なためIJ22PPやIJ22PETでは表面コーティングを施工。これらは退色はほとんど無いものの貼り合わせ加工品の宿命で温度湿度の変化に対し反りが出やすい弱点があるためLBPPKntへ製法を移行。

IJ28はIJ22の紙厚増加品。反りが出やすいことから、現在はこの方式は生産終了でLBPPKntへ移行。

3D・チェンジングポストカードの製法。3Dはレンズ方向が縦、チェンジングはレンズ方向が横となる。現在はより立体効果が優れたIJ15Len67に移行。

3Dマグネットは3Dポストカードをベースとして、裏面にマグネットを貼りつけた仕様。

1枚からの小ロットに対応するクリアファイルの製法。裏面はコート紙に柄をプリントしていることから不透明となるため正確には「クリア」ファイルではない。裏面が紙ベースのため水濡れする環境での使用は不可。

1枚からの小ロットに対応するクリアファイルの製法。LBC90PPとの違いは、裏面がポリプロピレン製となっているため透明で水にも強いこと。ただ透明ゆえに気泡(エア噛み)が完全に除去できない弱点がある。

数十枚程度のロットで製造するクリアファイルの製法。表面、裏面とも紙ベースのため水濡れ不可。透明ではないため「クリア」ファイルではない。

100枚以上のロットで製造する場合は外注印刷にて一般的なクリアファイルと同等の仕様となります。