
中学理科および高校理科の授業で天気図の作図を実習される教員の方を補助する目的で作成した天気図パック。最終更新2020.5.10
このパックには以下のものが含まれています。授業の時間に余裕があるなら表のみにデーターが記入されている天気図用紙を用い、地図上にデーターをプロットさせるところから実習させるのがベストでしょう。 授業時間に余裕のない場合などはデーター記入済みの天気図用紙をご利用になると、残る作業は高気圧・低気圧・前線の書き込みと等圧線を引くのみとなり、効率よく授業を進めることができるでしょう。
「1号タイプ、表のみデータ記入済」は用紙左側の表の部分に各地のデーターが記入済。地図部分は白紙です。「データー記入済A」は各地点の風向・風力・天気・気圧が入力済。「データー記入済B」は各地点の風向・風力・天気・気圧のほか、高気圧・低気圧・前線まで記入済。
当天気図パックには下記5種類の天気図が含まれています。等圧線描画の練習のほか、各季節における天気図型の特徴を効率よく学習できるようになっています。
西高東低の典型的な冬型の気圧配置。低気圧は東海上で猛烈に発達して中心気圧952hPa、大陸の高気圧は1042hPaで、その差90hPa!等圧線の描画、頑張ってください。
この冬型の図は無料サンプル版で提供していたもののため「データー記入済B」が含まれておりません。
太平洋高気圧が張り出し、鯨の尾の形となった等圧線が特徴の安定した夏型の典型例。
日本海側に低気圧が進み、強い南風が吹く春の天気図。春・秋は天気が周期変化すると教えるのが一般的ですが、もう一歩踏み込んだ学習をしてみよう。
秋の天気図に現れる代表格。この天気図では日本付近に2つの台風が存在しております。太平洋高気圧の衰退と、日本に接近する台風との関係を学習できるでしょう。
完成品天気図では、解像度の都合上、台風周辺の等圧線が接近しすぎで真っ黒になってしまっています。作図実習では細い色鉛筆で必要な本数を丁寧に書かせてください。
日本付近に梅雨前線が横たわる梅雨の天気図。梅雨をもたらす原因であるオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の勢力争いがよく分かる図である。
・この天気図は学校での天気図作成指導用ですので、気象データーは指導上天気図を書きやすくするために実測値と異なるものを含んでいる場合があります。その点をご承知の上でご利用ください。
・ご購入者1名での利用に限らせていただきます。デジタルデーター状態での複製禁止。同一の学校・学年などで複数の教員がこの教材を使用する場合、使用する教員人数分をご購入ください。なお、学校授業に使用の際、ご自分の担当生徒人数分の「印刷出力」をすることは許可いたします。
天気図パックはCD−Rを郵送で送付する「CD版」と、IDとパスワードを配布してダウンロードしていただく「ダウンロード版」の2種類がございます。販売はココビーフォトオフィスオンラインショップにて承っております。下記ボタンで購入ページへジャンプ。
天気図パック CD版 天気図パック ダウンロード版2020.5.10の商品改訂により、2号タイプの白紙天気図用紙は当セットから外れ新商品の「天気図パックEX」に入りました。天気図パックEXはラジオ気象通報での天気図作図のほか、COKBEE Weather 気象通報EXのデーターを使用し、より広域の地上天気図や高層天気図の作図をお楽しみいただけるパックとなっております。
天気図パックEX当パックには5種類の天気図型に対応する気象データーが入っておりますが、これ以外のデーターで作図されたい方は、ラジオ気象通報を聞く以外に、COKBEE Weather 気象通報データ集をご利用になると、過去20年分の気象通報データー(ただし漁業気象は無し)がご利用いただけます。
気象通報データー集