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● TOPIC No.3 【 君のいた湘南の夏 】
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梅雨、雨に濡れると美しさがいっそう際だつあじさいの群生。まもなくやってくる夏の予感…。それは春が終わるとすぐにやってきた。
梅雨明け。そして夏の訪れ。心躍らせた多くの若者で活気づく駅。海辺までの道のり。さらに心は高揚する。
夏本番。青い空、青い海に囲まれ、燃えるような太陽が降り注ぐ。夏の湘南、そこは恋の舞台。君と出会った湘南の夏。
海岸はパラソルの花が咲きそろい、恋人たちで埋め尽くされる。
海に面したホームに降り立つと、明らかに都会とは違う香りがあった。その雄大な景観に、きみはしばし時を忘れた。
夏富士だ!七里ヶ浜の向こうには、その頂がはっきりと見えた。
花火大会。海辺のホームや車内からは歓喜の声が上がった。
腰越の小動神社の祭礼では、江ノ電の併用軌道に沿ってみこしが練り歩く。湘南の夏、最後の盛り上がり。
お盆を過ぎると、空は秋めき、日没時刻の早さを感じる。と同時に過ぎ去っていく夏への寂しさがこみ上げてくる。
夏の盛りに見た富士山が今、夕焼けに染まる。夏は想い出の季節になろうとしている。
季節が巡り、ふたたびこの湘南に夏が訪れるころ、君はどこで何をしているのだろう。
−−−−− おわり −−−−−