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● TOPIC No.10 【 君のいた湘南の夏 メイキング&アウトテイク前編 】
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モデルの本撮影を前にした2009年8月3日、事前リハーサル撮影を実施いたしました。
リハーサル撮影には、以前、当フォトオフィスを宣材写真撮影でご利用いただいたN様にモデル逆依頼して実施。
各撮影地にて、構図の確認や、撮影・移動に要する時間などを綿密に確認。
本撮影は2009年8月12日。台風接近の影響でやや日程をズラしての実施となりました。
本撮影のモデルさんは2006年頃から定期的に撮影をさせてもらっていた由梨香さん。藤沢駅から合流し江ノ電車内での撮影から開始。
なお、撮影はモデルさん+モデル事務所社長+フォトグラファー松田+カメラアシスタントの4名での行動となります。
海に出たら喜ぶ!という事前打ち合わせの通りの流れ。
絶えず変化する車窓とモデルさんの表情から、ベストな1枚を得るのはなかなか難しい。
背景に江ノ島が入り、遠景を眺めるモデルさんの表情が魅力的なこのカットが採用カットとなりました。
フォトグラファー松田の母校である鎌倉高校の最寄り駅にて下車。
到着するとすぐ、峰ヶ原信号場で交換した逆方向の列車が来ますので、海&江ノ電バックで撮影。
もう少し海を見せたり、低速シャッターで列車をぶらしたりする演出が必要だったカットである。
景観の良い場所ではあるものの、構図などいまひとつ納得いくものが撮れなかった場所でもある。
背後の電信柱、電車と人物との位置関係、さらには画面外ではあるものの邪魔な位置に止められていたトラックなど、思うように撮影できない要素が多いと感じた。
言わずと知れた江ノ電最大の名所駅「鎌倉高校前」。
「海に降り立つと、明らかに都会とは違った香りがあった」という一文に合わせたカットのうち目線をもらっているカット。
駅のホームで電車が来るまでの間にピント合わせで撮った1枚。
電車がいないので当然ボツカットではあるのだがモデルさんの表情が意外と魅力的で案外お気に入りのカットである。
画面の左上に電車を入れるべく、構図とポーズを調整したカット。
そして列車入線シーンとなる本番撮影。モデルさんの背後から列車が入ってくるため、線路側に身を乗り出すのは危険と判断し、先の撮影よりも柱のほうに体を隠さざるを得なくなってしまったのがやや残念だが、本採用のカットである。
この入線してきた列車に乗って次の撮影地へ移動します。
次の撮影ポイントは七里ヶ浜の踏切。
こんなところで読書する人がいるか!と言われそうなカット。
読書していた本の正体はご覧の通り、鎌倉・江ノ電の観光ガイドブックなのです。
ここでの演出は「次はどこ行こうかぁ〜?」とバス停で次の目的地をさがしているという設定なのです。
というわけで本番カット。
ちなみに、本がレフ板の代わりとなってくれて、うまく顔に照明が当たってくれています!
本採用のカットは江ノ電の併結部分を写したこのカットになりました。
踏切に車が詰まらなかったのも幸運だったネ!
この場所では、さらに別のシチュエーションを想定した撮影も行っていました。これは浮き輪を使用したカット。
イメージは、恋人に対し「海に行こうよーー!」と誘いながら走っていくというもの。
踏切が鳴り始めました。スタンバイOK?
よーし走れーー。という感じで!(実際はポーズだけで走っていません・・・。)
連写!
別のポーズでの撮影も行っておきました。
江ノ電クッションを使用して別のカットも撮影。
これは列車通過前の調整時カット。
道路標識のポールを利用した面白いカットであるが、背後の踏切を隠すような駐車禁止の標識が気になります・・・。
この踏切での撮影は終えて、次の撮影ポイントへ移動しよう〜〜。
後編へつづく。